【港の上】地元の人ならみんな知ってる鳥のタレ焼き
室津港周辺の地域は、飲食店やスナックが立ち並ぶ室戸の一大繁華街。夜になれば店に灯りがともり、賑やかな声が聞こえてきます。
地元の人間はその場所を「港の上」と呼びます。室津港だけでなく、室戸市の漁港は、100年から150年に1度くる南海地震の影響で、その海底が持ち上がってしまうため、その都度掘り込み工事が実施されてきました。その影響で、港の海水面と飲食店が立ち並ぶエリアでは、約8mの高低差があちます。全国的にも珍しい景色です。
そんな「港の上」にある、「初音(はつね)」は、昔からこの場所で愛されているお店。旅行ガイドブックなどにも掲載されるお店ですが、そこには「釜飯がオススメ!」と掲載されている率多し!
もちろん釜飯もおいしい。わたしももちろん、その釜飯を食べて大きくなった節があります。しかし地元の人間が必ず注文する「初音名物」は、鳥のタレ焼き。これです。
これです。写真だけでわかる、おいしいやつです。
タレがどっぷりかかっているのに、なんでこんなに皮がパリパリしているんですか?というくらい、皮はパリパリ。白ごはんがいくらあっても足りないのです。
初音はお持ち帰りもできるお店ですが、私の友人はこの鳥のタレ焼きだけ20本注文しています。なにそれいつかやってみたい。
この日は昼食で利用したので、迷わず「鳥のタレ焼き定食」。
副菜でついて来たのが、今が旬の「あざみの天ぷら」。サクサクでおいしい。アザミは室戸市でよく食べられる海岸に自生する植物で、ごぼうに少し風味が似ています。
もちろん初音は鳥のタレ焼き以外にも、おいしいメニューは数多くあります。夜も営業しているので、その際はお酒のあてに、ぜひ鳥のタレ焼きを!
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